デスクワークで肩こりや腰痛に悩まされない人は滅多にいないと思われます。
どうしても長時間椅子に座って、固定した姿勢でキーボードを打ったり計算機を使用したり、細かな字を見続けたりしますから目も疲れますし、身体だって固定されてしまうので疲れます。
緩和するためにストレッチしようと思っても、周りの目線も気になるし中々出来ないと言う方に、ほんのちょっとしたストレッチをご紹介しましょう。
手首から先をマッサージ
指先も勿論ですがついでに手首から先のマッサージもしましょう。

何も特別なことはしなくて大丈夫です。
握手するように左右の手を揉み合わせたりするだけで、充分に血流を刺激できます。
後は軽くグーパーしたりもします。
指を1本ずつたたんで開くと言った方法もかなり効果ありです。
末端部を刺激してあげると、それだけで中心部からの流れが良くなるのは勿論、使いっぱなしの指先を揉み解して休ませてあげましょう。
貧乏ゆすりも実はストレッチのうち
貧乏ゆすりって、はたから見ているとあまりいいものではありませんし、カタカタ言う音は耳障りでもあります。

この貧乏ゆすりも、実はストレッチのひとつでもあるのです。
足元を揺らすことによって足先を刺激、滞っていた足首から先の血流を流すことができるのです。
近頃問題になっている、エコノミークラス症候群を回避する手段の一つでもあるのですね。
まあ貧乏ゆすりはさすがに職場ではみっともないので、ここは音を立てずにちょっとだけ足先を上下させることにしましょう。

また踵(かかと)の上げ下げをするだけでも、かなりの効果があります。
習慣にしてしまえば、デスクワーク中にいくらでも出来ますので利用してください。
トイレ休憩で目いっぱいストレッチ
トイレの個室でももしくは洗面前でも、ここではうんと伸びをしましょう。
腕を上げて、顔も上げて、上に向け伸びをしましょう。
次は、腕は後ろに回して下側に押し付ける感じで、顔は上に向けたままで伸びをします。
上下に伸ばす感じですね。
腕を上に上げた時の肩の状態と、後ろ側で下に押し付けた時の肩関節の状態では、方向的に大きく違いますので両方やることによってまんべんなくストレッチが出来ることになります。
出来たらこの時、誰もいなかったらついでにですが、足の方もアキレス伸ばしの態勢を取っておくと、一途両得の効果が得られますよ。
継続してこそ!
「こんな小さなことで効果があるのだろうか・・・?」そうお思いの方も多いでしょう。
これらの簡単なストレッチは、本当に小さな効果です。

ただしこれを習慣にして続けていると、はっきりと効果が生まれてきます。
デスクワークだけでなく、固定された姿勢での長時間の時には、こういったストレッチやマッサージを役に立ててくださいね。