腰痛を発症して5年・・・痛みをやわらげる以外な方法とは?

トンデケア

腰痛

何気ない普通の生活を送っている中、もし事故に遭い、以前のような健康な身体ではいられなくなったとしたらどうしますか?

生活や、仕事など色々な環境が変化してしまう事も考えられるでしょう。

このように、交通事故で腰の痛みを抱え、向き合っておられる方から、体験話として寄せられたので、ご紹介していきたいと思います。

 

腰痛で仕事を辞めることに・・・

Tさん 男性の方

交通事故にて、私は5年ほど前に通勤途中に交通事故にあいました。
バイクでの事故でした・・・

この時に腰の骨が折れてしまったのです。
当時、働いていた会社は家電製品の配送センタ-でしたので、事故後は腰痛に悩まされながら働いていました。

完治はしたのですが腰痛は治まるどころかだんだんと悪化していきました。
病院へ行っても、接骨院などに行っても改善されることはなく、仕事に支障をきたすほどになりました。
そのため、事故から8か月後にこの会社を退職することになったのです。

 

 

腰の痛みが引くまで

休日

転職退職して失業保険がある期間は、しばらく体を休めようと思い1年間ほど無職で仕事には就きませんでした。

身体を休めていても、腰痛は完治することはなく、何度も病院で受診をしましたが異常は見つかりません。

確実に事故の後遺症だとは思っていますが、骨はもう完治しています。

私には家族がいますので、早く直して就職したい気持ちでいっぱいでした。
休養をして4か月目に入った位から、少しずつではありますが腰痛が改善されていきました。

痛みがほとんどなくなるまでには1年程かかってしまいました。

 

 

再就職に選んだ職場は・・・

当然、以前のような健康な身体ではないですが、就職先も選ばなければいけません。

そんな中でも介護職なら腰を痛めることはないだろうと考えヘルパ-の資格を取ることにしたのです。以前とは全く違う仕事になりますが、腰痛の事を考えるとこれしかないと考えました。

資格を取得し、すぐに就職先が見つかりました。

介護職は人手不足のようで、たくさんの就職先がありましたが一番条件の良いところに就職が決まったのです。

老人保健施設での就職が決まった私は内心ほっとしていましたが、腰痛が始まらないか不満でした。

 

 

腰痛が再発したことを理学療法士に相談すると

医師

実際に働いてみると、中腰の姿勢での作業が結構頻繁にあります。

排泄介助などの仕事は中腰になってしまいます。後で聞いてみると、介護職の方で腰痛を抱えている人はたくさんいるみたいです。この事実は私は知りませんでした。

腰に負担がかかる仕事とは全く考えておらず、今後この仕事で大丈夫かとも考えました。

私が働いている老健の施設には理学療法士が何人か勤めています。利用者様のリハビリを全般に請け負うといった仕事なので、私は腰痛の事を理学療法士に話すことにしました。実際に腰痛が出てきたためです。

すると理学療法士の先生からのアドバイスは、「腹筋と背筋を鍛えるだけでも腰痛は改善される」とおっしゃっていました。

 

腹筋・背筋を1週間、1ヶ月続けていると

もともと体力や筋力に自信があったので、鍛えることには何の心配もありませんでした。

筋トレ先生に言われてから腹筋と背筋を鍛えようになって1週間が過ぎたころ、腰痛は少し改善されました。

中腰の姿勢で痛みが出た腰ですが、このころは痛みが和らいでいました。このことを先生に言うと、もっと鍛えなさいと言われその指示通りに私は日々腹筋と背筋を鍛えました。すると1ヶ月を過ぎたころから腰痛が無くなったのです。

 

 

筋力を少しでも上げてみる

私は驚きました。

初めから腹筋と背筋を鍛えていれば、腰痛は改善されていたのだと思いました。
以前勤めていた家電の配送センタ-も辞めなくて済んだのではないかとも思いました。

こんな簡単なことで、事故の後遺症である腰痛を改善できるとは思ってもいなく、腰痛がある人には必ず教えてあげています。

ですので、お腹や背中の筋力が落ちている方は、ストイックに行う必要はないので、コツコツ筋肉を付けていくことで腰痛は少しづつ改善していくと思うので、是非、取り入れてみてください。