普段、生活しているなかで知らず知らずのうちに肩や首に負担がかかり、痛みや凝りに悩まされていませんか?
当たり前のこですが、肩こりは肩に負担がかかっている最中には気付かず、後々痛みや凝りが症状としてあらわれることで肩こりになったと感じる方が多いのではないでしょうか。
こんな痛みや凝りで辛い思いをするくらいなら、肩こりになる前に何か対策をしておけば良かった・・・とあなたも一度や二度そういった経験があるのではないでしょうか。
肩こりで辛い思いをする前に、普段の生活習慣や環境の見直しをすることで出来る限り肩こりを遠ざける方法をご紹介していきますので、よろしかったらご参考にしてみてくださいね。
日本人は肩こりになりやすい?
「肩こり」は、厚生労働省の調査によると、日本人が身体の不調を訴えている自覚症状の中でなんと、男性は2位、女性は1位と上位をしめているのです。
特に女性の方が、肩こりで悩んでおり、なおかつ慢性的な症状に困っています。
さらに、この肩こり人口は年々と増加しているというのです。
「肩こり」が国民病といわれるのも納得できますね。
こちらの記事も合わせてお読みください。
>>>肩こりが国民病?
なぜ私たち日本人は、こうも肩こりで悩まされているのでしょうか?
肩こりになりやすい生活スタイルだった!?
肩こりになってしまう原因はいろいろあります。
長時間おなじ姿勢でいたり、体型やストレスなど・・・
ですが私たち日本人は日本人だからこそ、肩こりになってしまいやすい生活を、当たり前のように送っているのではないでしょうか。
それは日本人特有の生活スタイルや、身体の動作が関係しているという考えがあります。
●お辞儀をよく行う
●正座やあぐらを組む
●お箸を使ってでの食事
●会話でのうなずきの多さ
など日常的に私たちは毎日のように行っているのです。
お辞儀やうなずきで、重い頭を支えながら揺らしている状態では、首や肩に大きな負担がかかってしまっています。
私たち日本人らしいと言ったら大げさかもしれませんが、少なからず毎日の生活と肩こりは密接な関係があるといえるのではないでしょうか。
まず出来ることから肩こりを抑える方法
私たちは、ささいな原因で肩こりになっていることがあります。
何気なく生活している日常を思い返してみてください。
肩こりを改善・解消するために、まずは生活習慣を見直していきましょう。
テレビの配置
正面からずれていて、首だけが右や左の一方向を向いたままテレビを観るのは決して良くありませんね。
テレビ自体の配置を見直すか、きちんと正面から観るようにしましょう。床からの高さもあなたに合った高さに調整してみてください。
長時間の横向き
長時間の横向きは、下になっている筋肉に負担がかかってしまいます。
短い時間なら問題ないのですが、なるべく長時間の横向きはさけましょう。
ちなみに、眠っている時に寝返りしながらの横向きは問題ないです。
カバンの持ち方やかけ方
通勤や通学、お出掛けなどでのカバンの持ち方やかけ方に気を付けていますか?
持ったり、かけたりする側の肩に負担はかかります。
適度に持ち手や、かける肩を変えてみてください。もっといえば持ち方、かけ方にも注意してみてみましょう。
睡眠の時間を確保する
なかには忙しく、睡眠時間を削る方もいます。
ですがなんとか睡眠をしっかり取ることを意識してみてください。
そうすることで身体はある程度回復します。
肩こりが辛くなる前に、早めの睡眠も効果的かもしれません。
おわりに
普段の生活習慣を見直すことで、肩こりをある程度、未然に防ぐことが出来ればそれにこしたことはありませんね。
今回ご紹介した方法は決して難しいことではなく、あなたにも簡単に出来ます。
ご参考にして頂き、肩こりのない毎日を一緒に目指していきましょう。