痛くてひどい肩こりにマッサージ機器はオススメ?効果や注意点

トンデケア

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楽に感じる時がない程、ひどい肩こりをその都度自分の手で揉んでいては手が疲れてしまいますよね。

自分で出来て、もう少し簡単な方法で肩こりを緩めたい方に、各種通販や広告で目にすることもよくある気軽に扱えそうなマッサージ機器を見ていきたいと思います!

 

マッサージ機器の種類

マッサージ機器は「機」の文字がついている通り、マッサージ用機械です。

自分の力でマッサージする健康グッズとは違って、電池や家庭用電源を使って振動したり、回転したり、自動でマッサージをしてくれます。

そんなマッサージ機器も形や大きさ、体のどこをマッサージするかによって種類がいくつかあります。

部分マッサージ機が4タイプ全身をカバーするマッサージチェアが1タイプの、計5タイプに大別されます。

ハンディタイプ

椅子や床に置かずに手に持って、体のどこでもマッサージしたい部分に自分で当てて使うタイプのものです。

振動刺激のみ、たたき刺激のみ、と刺激方法を絞ったものや首専用肩こり専用などマッサージ箇所を絞ったものなどバリエーションは多いです。

首の後ろから両肩にかぶせるように掛けてマッサージしてくれるものもこのタイプに含まれています。

フットタイプ

こちらは文字通り足のマッサージ用です。

突起のあるローラーやボールが回って足の裏ふくらはぎをマッサージしてくれたり、空気圧で圧迫して脚全体をマッサージしてくれます。

クッションタイプ

椅子や床に置いて、その上に座ったり体をもたれ掛けて使うタイプのものです。

主に腰や背中、首もとに使えるようになっていて、ヒーター内蔵タイプですと冷えやすい腰を温めながらマッサージしてくれます。

体を乗せて使うので、太ももやふくらはぎもこの上に乗せればマッサージできます。

低周波治療器

パットを体に貼り付けて、そこから流れる低周波電流で筋肉を刺激します。

電流の流し方に種類があって「揉む」「叩く」「さする」ようないくつかの感覚を得られます。

パットを貼る場所は自由で、肩はもちろん腰でも手足でも使えます。

マッサージチェア

全ての機種で肩から背中、腰までをマッサージしてくれますし、機種によっては腕や足も空気圧などでマッサージしてくれるものもあります。

ただ、設置場所を取りますし、設置した後は移動も難しいく、価格も他の部分マッサージ機に比べるとかなり高価になります。

マッサージチェアの簡易版として椅子に乗せてマッサージできる物もあり、こちらはお値段もスペースも良心的です。

肩こりに使えるマッサージ機器

マッサージ機器といっても種類は様々でした。

その中で「肩こり解消に使えるマッサージ機はどれか?」となると、ハンディタイプ低周波治療器のどちらかになるでしょう。

 

肩こり解消に向いているマッサージ機器の特徴

ハンディタイプマッサージ機器

楽天市場、ヤフーショッピング、ヨドバシ.comを見てみると「よく売れる」、「おすすめ」、「ランキング」に挙げられる製品はサイトごとに若干違いが見られます。

スティックタイプのものはサイズが最もコンパクトですし、その分刺激方法は振動刺激とシンプルで価格も1,000円台から2,000円台なので購入に躊躇することはほとんどなさそうです。

棒状のスティックに対して、もう少し長くなって途中からややカーブした形状のものもあります。

大きくカーブしてJの字の形をしたタイプは背面の肩甲骨周辺まで届くので、肩周辺を広範囲でマッサージできるのが利点だと思います。

先端がマッサージのために動く部分になっていて、細かな振動刺激に加えて「叩く」刺激も可能なものが多いです。

痛くてひどい肩こりだと、叩いてくれるような刺激は必要かも知れません。

このような文字通り手で持つハンディなものと若干異なるタイプのものもあります。

首に巻く形で、その中に揉み玉とそれを動かす装置を内蔵したタイプのものです。

ハンディタイプのものはいずれも、マッサージ中は自分の力でマッサージ機を体に押し当てておく必要があります。

低周波治療器

患部周辺に電極パットを貼り、そこから微弱な低周波電流を皮膚を通して神経や筋肉に流すものです。

周波数など流す電流の特性を調整することで筋肉の反応の仕方が変わり、体感的にはまるで揉まれていたり叩かれていたりするのと同じような感覚が得られ、手でするマッサージと同等の、筋緊張の緩解とマッサージ効果が得られます。

インターネット通販サイトで人気ランキングを見てみると、治療器本体はテレビリモコンやスマホのように手に握れるサイズで電極パットは1〜2対のものが売れているようです。

 

マッサージ機器で得られる効果

肩こりにマッサージ機器を使おうと思うと、大きな分類ではハンディタイプ低周波治療器の二択がオススメだと思います。

ハンディタイプ

ハンディタイプのマッサージ機器でも振動や叩く、揉むと機種によっていろんなマッサージをしてくれるので、自分で心地よく感じる刺激方法であれば肩こり緩和と気分転換が図れると思います。

高機能なものだと同時に温めてくれる機能がついていたりしますが、シンプルなマッサージ機器として使用方法やメンテナンス方法で困ることも少ないのではないかと思います。

低周波治療器

低周波治療器だと、一つで叩いたり揉んだりと一通りのマッサージ刺激を得ることができるので、筋緊張の緩和疲労回復血行促進と得られる効果は広範囲になりそうです。

刺激の強弱も人間の力加減よりも幅広く設定できるでしょう。

また、カバンにも入りそうなサイズなので外出先にも持ち出せて、自由で落ち着いた時間が確保できた時はどこででもマッサージできると思います。

 

マッサージ機器の注意点

マッサージ機器を使う上で一番気をつけてもらいたい事は時間回数です。

貼付薬ですと貼ったままでも自然と効果はなくなりますし、リラクゼーションサロン等でマッサージしてもらうと時間で区切られますが、好きな時に好きなだけ使えるマッサージ機器だと刺激の強弱やマッサージ時間が過剰になりやすいと思われます。

例えば一回に数十分連続して刺激したり、少しの休憩をおいて何度もマッサージ機を使ったりなどです。

強度や時間、回数が過ぎると筋肉組織が傷ついたり内出血の跡が付いたり、体を傷つけることになってしまいます。

強度の過不足は人によって違うので数値などで目安を示すことはできないですが、強くても「イタ気持ちいい」感覚までですので、我慢する刺激強度はやめておきましょう。

時間は一回につき10〜15分まで、1日の回数は朝昼夕と夜を加えて多くて4回までが適当だとオススメしておきます。

 

まとめ

マッサージ機器は種類も豊富にあって、どれも機能はどんどん進化しています。

ネット情報だけによらず、電器店などで実際に気持ちいいかどうか確かめてみましょう。

そうすることで自分の肩こりを緩めてもらうのに最も効果のあるマッサージ機器が見つかると思います。

使い方やメンテナンスも適切に行えば長く使えて、薬やリラクゼーションサロンよりも低コストで肩こりを緩められる方法になるでしょう!