突然あらわれ、中々治ってくれない「肩こり」
ひどくなると頭痛やめまいなど、本当に肩こりには悩まされているという人が多いでしょう。
本当に辛いと、マッサージや整体で済ませてしまいがちですが、その時は良くなっても時間が経てばまた肩こりになっているなんてことも・・・

ここで注意しなければならないのが、肩こりの症状なんです。
肩こりには、危険な病気が潜んでいる可能性があるのでそれぞれの症状別に見ていきたいと思います!
ただの肩こりと、病気が原因かもしれない肩こりの見分ける方法
「治らないけど病院へ行くのもなぁ・・・」と思う人が大半でしょう。
ですが病気が原因で肩こりになってしまっている場合があるので十分に注意が必要です。
肩こりがなかなか治らない人が、ただの肩こりか、病気が原因の肩こりか見分ける方法をご紹介するので、照らし合わせながら参考にしてみてください。
脳梗塞
脳梗塞は日本人に多いとされる病気の一つでもあり、とても怖い病気です。
原因は脳血管の血栓か劣化によって、血流障害を引き起こし壊死や内出血がおきてしまうのです。
●酷い肩こり
●一時的な記憶障害
●激しい頭痛
●吐き気や嘔吐
●手や腕のしびれ
●顔面のしびれ
●足先のしびれ
このような症状がでたら、すぐさま「脳神経外科」で診てもらってください。
アルツハイマー病
このアルツハイマー病は、なんといっても早期発見が重要なポイントで、少しでも疑いがあれば診察をオススメします。
●酷い肩こり
●頭痛
●もの忘れが増える
●つまずきやすくなる
●はっきり物が見えない
●手や腕のしびれ
●顔面のしびれ
●足先のしびれ
●めまい
このような症状がでたら、すぐさま「神経内科」で診てもらってください。
転移性のがん
やはり、早期発見、早期治療がとても大切です。
●めまい
●痛みの場所が変わる
●激しい痛み
●日に日に痛みが増していく
●夜間、痛みが強くなる
●排泄時に違和感がある
●指先のマヒ
このような症状がでたら、迷わず病院で検査してもらってください。
鎮痛剤でも痛みが治まらないときも再度診察してもらいましょう。
心筋梗塞
心筋梗塞は男性に多く、喫煙者や高血圧、糖尿病などで「動脈硬化」になり心筋梗塞になります。
命にかかわる病気で、心筋梗塞が疑われる場合は一刻でも早く救急車を呼んでください。
●痛みや症状が30分以上続く
●肩から首、背中にかけて、こりや痛みがひどい
●胸の激しい痛みや圧迫感
●吐き気、呼吸困難
●冷や汗
●顔面蒼白
●意識不明
このような症状や痛みがあれば、躊躇(ちゅうちょ)せず、すみやかに救急車を呼ぶか、内科を受診してください。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
肩こりがひどいときには、胃潰瘍や十二指腸潰瘍なども考えられます。
●激しく胃が痛む
●肩が張る、だるい
●お腹周辺がチクチクする
胃の調子が良くないときや、肩周辺の違和感があるときは診察してもらいましょう。
肩こりの痛みを見逃さない
さまざまな病気や症状を挙げてきましたが、特に注意しないといけないポイントは、
●身体を動かしていないのに痛む。
●起きていても、横になっていても痛む。
●急な痛みだす。
●徐々に痛みが増す。
●胸や背中、お腹の痛み。
今挙げた症状がでたら注意しなければなりません。
やはり、1番大切なのは早期発見、早期治療以外考えられませんね。
臆病な気持ちが大切
毎日忙しかったり、違和感があってもついつい放って置きがちになってしまいますよね。
ですが、たかが肩こりでは済まない病気があるのを忘れないようにしましょう。
そのためにも「臆病」な気持ちや考えを常に持つよう心がけ、症状に対して備えられるよう毎日意識しておくことが大切なのかもしれませんね!